この<遊言夢言>というコラムは1984年に『環境ジャーナル』の前身である『新政経情報』を発行した時から“仕置人”草野洋が『朝日新聞』の<天声人語>を真似て書き続けてきたもので、早や22年になる。
さまざまな世の中の“出来ごと”に対してきわめて感情的に思いを吐露してゆくもので客観性に乏しいかもしれないが“仕置人”のストレス解消法と解し、ご寛容に願いたい。 |
| “造反組” |
【06/12/09】 |
| ◆「親の教育方針についていけない」と言って家出した息子が「生活できないから家に戻りたい」と言ってきたのを「謝罪文を書かせるべきだ」「いや親子なんだから情を持って無条件で受け入れるべきだ」と、こんな構図が今の自民党の復党問題。郵政民営化反対で党を出た者が、政党助成金を受けたいために、自民党に戻りたいと平沼赳夫を筆頭に醜態を演じた。小泉政権から安倍政権に変わったが、郵政民営化は進んでいる。
◆これは家庭内のいざこざとは違って郵政民営化に反対だから、反対をとなえる議員に国民は投票した。それを臆面もなく自民党に戻りたい、と言うのは国民に対する裏切りであり背信行為だろう。福祉や医療の予算を削っておいて、「情」を云々する資格はない。いま自民党に戻りたいと蠢いている造反組に政治理念はないのだろうか。国民の生命と財産を守るという政治家としての基本理念があるのなら復党などせずに、茨の道を歩んででも筋を通すべきだろう。そうすることによって国民からも強い支持を得られるし、尊敬もされる。
◆道産ん子の前自民党幹事長が、責任感を貫いている。この武部勤は、ホリエモンの魂胆まで見抜けないで“お人好し”丸出しだったが、幹事長として前回選挙に送り込んだ“刺客”たちを懸命に面倒みている。とくに“刺客”となった一年生議員を複雑な思いで擁護している。これら若手の“刺客”や、思わぬ自民党の圧勝で比例区から上がったレベルの低い議員もいるが、一年生議員など押しなべてそんなもの。手前勝手な造反組など腕力ででも押し倒してこそ“チルドレンパパ”としての真骨頂だ。 |
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