“遊言夢言”
 この<遊言夢言>というコラムは1984年に『環境ジャーナル』の前身である『新政経情報』を発行した時から“仕置人”草野洋が『朝日新聞』の<天声人語>を真似て書き続けてきたもので、早や22年になる。
 さまざまな世の中の“出来ごと”に対してきわめて感情的に思いを吐露してゆくもので客観性に乏しいかもしれないが“仕置人”のストレス解消法と解し、ご寛容に願いたい。
“石原都知事” 【06/12/15】
◆「11月24日の石原都知事の記者会見みました?」「みたよテレビで・・」「あれ、どう思います?」「息子の石原延啓のことだろう。自分の息子を、都の施設の外部委員として、フランスなどに公費で出張させたってのだろう。石原は“自分の息子の名誉のために言っておきますけど、絵描きだし、キャリアがあり、いろんな人を知っているし、そういう芸術家はそうはいない。 あえて便利に使っている”なんて開き直ってたな」「そこで記者が“あえて(息子を)使わないのが知事の姿勢では?”って質問したら目くじら立てて怒って、“余人をもって代え難かったら、どんな人間でも使う”なんて息巻いてましたね」◆「自分の息子を余人をもって代え難かったというのは息子に対する信頼ですかね」「バカだよ親バカ。海外での“イベントのトラブル調整“のためなら知名度のない絵描きの倅より、都の総務課の人間を行かせたほうが効率的だよ」 「公費で息子を外遊させただけの話ですか」「石原もこんなところで力を示すなんて脳みそが萎縮して頭蓋骨から離れてしまったのかな」「なんですかそれ?アルツハイマーってことですか?」「バカ、アルツハイマーと言っちゃいかんのだ」「じゃあ老人性痴呆症ですか」「それも禁句だぜ、それでもおまえジャーナリストかよ、“認知症”って呼ぶんだよ」「それぐらい知ってますよ先輩。しかし認知症なんていうと なんでも認知して歩く病気 みたいですね。 いつの間にか言葉だけすり代えるからよけいに差別が助長されていくってことに気づいてないのかな」◆「石原も親バカでは済まされない問題だってこと認知、じゃなくて認識してんのかね。この問題は公費、つまり税金が使われてるってのに、これでは公私混同だろう」「たとえ絵描きの息子に政治家を体験させたかったとしてもこれはいけませんね」「そういえば、昨年の“刺客選挙”というか“郵政民営化選挙”というか、あの時石原都知事は息子の宏高を東京3区から出馬させただろう。 平成15年には落選しただけに、石原都知事は小泉首相の秘書である飯島氏に土下座して、息子をよろしく、と頼んだという噂だよ」「1年前に都議会を混乱させたとして第三セクターに左遷された副知事の浜渦を参事として都政に復帰させてしまうし」「石原都知事のこうした横暴に反撥できない都議会も情けないねえ」「都議会も認知してたと言うのだから、東京都議会も認知症なのかなやっぱり。それではこれにて――」

“造反組” 【06/12/09】
“いじめ” 【06/12/04】
“便利が文明か” 【06/12/01】
“ブッシュ大統領 【06/11/28】
“核論議” 【06/11/26】
“愛煙家” 【06/11/10】

2004.10〜2005.3 過去ログ
映画<北の零年>と “金権弁護士 【2005/03】
そしてどうなるの“日本列島 【2005/03】
憎しみは憎しみによって償えるのか 【2004/11】
職場の受動禁煙賠償命令 【2004/11】
<華氏911>が教えてくれたこと 【2004/10】

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