| 5億5千万円の債権を無断で学校法人に移して校舎競売 |
ここまで銀行が淘汰されてしまうとは思わなかった。 とうとうメガバンクは、「みずほ」、「三井住友」、「東京三菱」、「りそな」、「UFJ」の5行となったが、「UFJ」を「東京三菱」が取りこむことになったので、来年には4行になるようだ。しかし「三井住友」が横恋慕して「UFJ」を奪取しようと画策しているから金融機関の相関図もおもしろい。 そのモテモテの「UFJ」がとんでもない不良銀行で、昨秋に金融庁の検査を妨害したということで、東京地検の強制捜査も間近い。これらについては、連日テレビや新聞で報道されているので省くが、まだ報道されていない悪質な「UFJ」の“犯罪”がある。千葉県習志野市 にある「三槙(まき)学園」が開校したのは昭和61年4月1日。初代理事長三橋敏雄(故人)は、「三槙学園」設立以前の昭和60年2月までの間に8億1千万円の融資を「東海銀行」の津田沼支店から受けていた。 ここに掲示してある“謄本”でも明らかなように、学校が開校した翌年の3月10日付で「三槙学園千葉スクール・オブ・ビジネス」という「仮空学校法人」から「学校法人三槙学園」に5億5千万円の債権を移し替えていた。初代理事長が間もなく他界し、息子が2代目理事長に就任したが、計3億5千万の使途不明金が発覚して辞任、3代目理事長となってから不祥事が表面化したが、時すでに遅く、「UFJ」は校舎を競売にかけ、その結果他人の所有になってしまった。平成14年5月24日、「三槙学園」(3代目理事長富樫繁夫)らは、2代目理事長とその妻の2人を業務上横領で告訴するとともに、「UFJ」に対して「根抵当権抹消登記請求手続等請求訴訟」を起こしている。 原告「三槙学園」側の“準備書面”には古いもは残っていない、と原告が求めた取引経過を示す書類を提出してこないことに対して、<残っていないから出さないのではなく、何らかの理由で、単純な取引経過を示す事実さえ開示できないものと断じざるを得ない。>とある。 そしてこの“準備書面”では、<いかに訴訟における戦術とはいえ、あまりにも社会的責任の自覚に欠けるといわざるを得ない。>と激しく代理人弁護士さえも憤っているわけだが、正に「UFJ」は、いま<社会的責任の欠如>を問われている。 |
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