| ―滋賀県― 豊郷町長大野和三郎の“ヤケクソ” | |
大阪高裁で敗訴でも開き直り 強引で、司法の判断を無視した政治手法が住民の反発を招き、住民と対立を続けてきた豊郷町 長の大野和三郎が、またまた住民との裁判で負けてしまった。 去る10月28日、大阪高裁は、豊郷小学校の建築工事費を業者に支払ったのは違法だとして、一審に続いて原告住民が勝訴した。豊郷小学校は、ウイリアム・メレル・ボーリズという建築家(メンソレタームの近江兄弟社の創立者)の設計によるもので、“東洋一の小学校”と評されたが、その改築か保存おかで町と住民が対立した。 その小学校を解体しようとする町長は、一度リコールで失職したが、次の町長選挙で当選して復職したことから、旧校舎を残したまま、同じ敷地内に新校舎を建設した。完成した新校舎は、今年3月に業者から町側に引き渡された。 児童は仮校舎から引越して授業は続けられている。この問題では、2002年12月19日に大津地裁が「解体差し止め」の仮処分を出したにもかかわらず、町側は翌日校舎の窓ガラスを壊し、窓枠を取り外すなどの"暴挙"があり、それを阻止しようとした住民の主婦が工事関係者に引き倒されるシーンが、全国的にテレビに映し出された 。住民は、この“解体”に対して町長に損害賠償請求訴訟も起こしているが、今回の大阪高裁の判決は小学校建設工事に関する支払いは不当だというもので、建設業者が町に工事費を請求する権利はないというもの。 それというのも、当初町は“改築”を前提にしていたが住民の反対で“新築”に変更したことから、その「違法性」を大津地裁に訴えていたもので、大津地裁が住民の訴えを認めたが、町側が大阪高裁に控訴していた。 しかし大野は、工事費を支払ったことは誤りではなかった、と開き直っている。大野とすれば、19億円ほどの工事費のうち4800万円を残して裁判中にもかかわらず支払っており、上告して門前払いになれば、建設会社の「桑原組」に返還請求しなければならない。 この「桑原組」( 滋賀県安曇川町 )の前会長はもと暴力団員で県下最大の建設会社。それに「桑原組」は「有印私文書偽造・同行使」で今年1月8日、経理部長ら3人が逮捕されている。こうした悪徳企業に 豊郷町 は小学校を二つも発注しているが、大野は、まず、「学校建設ありき」で、何が何でも豊郷小学校を建設しなければならない立場に追いつめられていたとしか思えない。 |
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![]() 大阪高裁の住民勝訴を伝える新聞 |
![]() 汚れた町長の手で建てられた“違法”な校舎 |
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