| ―滋賀県― 豊郷町長が窮地に | |
大野町長の「不起訴は不当」と検審会 「新車にまさる中古車はない」という“迷言”を発して、何が何でも小学校を新築する、とした 滋賀県・豊郷町長大野和三郎が、住民の訴えによって大津地裁が「解体差し止め」の処分をしたのが平成14年12月19日。ところ が豊郷町 から委託された解体業者による翌20日朝、窓ガラスを壊し、窓枠を取り外すなどの“暴挙”があり、それを阻止しようとした住民である主婦が工事関係者にバールを振りあげて脅かされ、引き倒されるシーンが全国的にテレビで映し出された。 この“暴挙”に怒った住民らは、町長の大野に対し「損害賠償請求訴訟」を起こすとともに、「建造物損壊事件」として大地地方検察庁に刑事告発した。ところが平成16年6月24日、担当検事早川幸延はこれを“不起訴処分”としたことから住民らは“大津検察審査会”に異議を申し立てていた。 これに対し“大津検察審査会”は、去る7月7日「本件の不起訴処分は不当である」との判断を下し、<・・・・大津地方裁判所がなした仮処分決定を無視してまで損壊行為に及んだことは、その理由また事情がどうであれ、町政を担う町長のとるべき行為とは全く信じ難く、一般国民の感覚として、到底許し難い行為である。よって、検察官の再考を求めるため、上記趣旨のとおり議決する>と述べている。 この判断は当然すぎるもので、行政のトップだからといって“用途廃止手続”も“教育委員会の同意”も得ないで、一方的な判断で旧校舎解体を業者に指示、強行した行為は、非民主的であり、暴力的であり、頭が狂っているとしか思えない。 |
|
![]() |
![]() 大野町長が迎え入れた女性助役(右奥に隠れている) |
| “東洋一”といわれていた旧「豊郷小学校」 | |
![]() 今や命運つきた大野町長 |
|
| こうした観点から「仕置人」は以前にも何度かその経過を書き、「仕置人」が発行している『環境ジャーナル』には、現地取材の結果を3度にわたってレポートしている。 あの旧校舎解体で主婦が倒されたショッキングなシーンはテレビでも大きく報道されたが、その後の経過は、関西地方では報道されても関東地方ではまったくフォローされてないのはマスメディアの怠慢だろう。 町発注公共工事では“予定価格”100%の落札もいま“橋梁談合事件”は発注側の「日本道路公団」副総裁が逮捕され、東京地検特捜部の捜査も大詰めを迎えている。この“談合事件”では橋梁業界に天下りした「公団OB」と「副総裁」が関与したものだが落札率は97.6パーセントだった。 ところがこの豊郷町の住民らの調査した町発注による公共工事(平成13年度から16年度)では21件のうち99.71、99.75パーセントというのがあり驚くのは“予定価格”と同額の100パーセントというのもあり、平均99パーセントで“官製談合”が見え見えだ。 これによって町の損失は、この間で1億2000万円とはじき出している。最近では、これまで“町長派”だった町議会議員の中から「町長には愛想がつきた」と大野から離れる者もあり、やっと 豊郷町 の将来に光明がさし込み始めている。 「噂の仕置人」が発行している『環境ジャーナル』でも3回にわたって告発している。 |
|
![]() |
|
―関連記事― ―滋賀県― 豊郷町小学校舎破壊損害賠償訴訟 最高裁は大野町長を“門前払い”【06/11/20】 ―滋賀県― 「桑原組」が廃業届と“新会社”で「処分逃れ」 国務省「法的にやむを得ない」(04.12) ―滋賀県― 豊郷町長大野和三郎の“ヤケクソ”(04.12) |
|
| [戻る] | |











