| 「経世会」の“虎の威”で君臨した海老沢会長 | ||
2004年9月末、噂の仕置人で<NHK海老沢会長への辞任勧告>を載せたが、それから約4ヶ月後の今年1月25日に辞任した。北朝鮮の「キム・ジョンイル」になぞらえて、海老沢は「エビ・ジョンイル」と呼ばれてきたが、それほど海老沢勝二は“独裁者”として君臨してきた。 このNHKの“ドン”に成り上がった海老沢は、報道局の主要ポストは全て海老沢の息のかかった側近で占められ、それは社会部でも同様だった。 「三井物産」の相談役の池田芳蔵も会長に就任したことがあるが、池田は「三井物産」の社長時代からワンマンタイプ。 川原正人は芸能畑で政治力はなかったが、島桂次の場合は、広池会とべったりで、宮沢喜一(元首相)を怒鳴りつけたこともあったという。また島は、ペレストロイカのロシアのゴルバチョフと単独会見をしたり、創価学会会長だった池田大作とゴルバチョフを会わせ、池田がゴルバチョフに資金を渡したともいわれる。 当初は島が、目をかけて理事にした海老沢が茨城出だったことから、同郷で経世会の橋本登美三郎という逓信族のドンの虎の威を借りて政治部記者時代はスクープをものにした。そこへ金丸信、野中広務らは、広池会寄りの島を何とか失脚させようとしたが、島はそれを察知してか、疑心暗鬼が高まり、海老沢を「NHKエンタープライズ」に転出させた。 この海老沢に対する処遇に怒った経世会の金丸は、逓信委員長だった野中広務にけしかけ、衆院逓信委員会で、島はロスにいたのに「ニュージャージー州にいた」という虚偽答弁をしたことから追求され、島は辞任せざるを得なくなった。おまけに、海外出張の“愛人同伴”まで飛び出して『週間文春』に書かれたが、これは海老沢の子飼いといわれた手嶋龍一というオカマみたいな話し方をする現ワシントン支局長だったといわれている。 こうした権力抗争が繰り広げられ、島の後に会長に就任したのが前記川原正人。すると、「NHKエンタープライズ」社長でいた海老沢がNHKへ戻り、専務理事となり、川原辞任のあとの会長の椅子に座り、“独裁体制”そして“恐怖政治”へと変ぼうしていった。 |
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| キムジョンイルよりオレは独裁者だぞ | 逓信族のドンとして海老沢をバックアップした橋本登美三郎 | 海老沢に寝首を欠かれた島桂次元会長 |
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