―山梨県― <都留市・道志村合併問題>(1)

白紙となった「都留市」との合併に猛進する「道志村」佐藤村長の“狂態”

 昨年12月6日山梨県「都留市」「道志村」との合併に向けて「任意合併協議会」から「法定協議会」設置への移行を決める「道志村 議会」が開かれ、「合併反対多数」で否決された。とはいえ、6対5という際どい否決で、それだけに議長が辞意を表明し“辞表”を受理する、しないなどの騒動で尾をひいている。
 「道志村」(佐藤卓司村長)はかねて"意向調査"で合併反対の“結論”が出ていて、村長の佐藤卓司も「これを尊重する」と明言していた。



   “合併病”に侵された佐藤村長


  
   “合併病”が村議会で否決されたこの日は、報道関係の車が役場に―。


 しかし佐藤は「都留市」から合併協議の休止を宣言されたのに「都留市との合併協議を進めることで将来像を見出したい」と引き続き“協議継続”を求めた。

 これに対して「道志村」側の「任意合併協議会」(12名)の4名が合併に反対の意向を示していたが、「道志村」村長の佐藤の切り崩しにあい2名が賛成にまわり、反対は一時2名だけとなった。

 10月29日、「都留市」で開かれた「任意協」の合併で、「道志村」に反対論が根強いことから、「村側の意見が一本化されるまで協議を休止する」と「都留市」市長の小林義光が宣言した。これに対して、「道志村」村長の佐藤は「現段階で単独存続を選択してしまうと、引き返せない。

 シュミレーションを作成してから判断すべき問題だ」と述べた。11月12日、「道志村」村長の佐藤は、村側委員の意見の一本化をみずに「賛成多数」だから、ということで「任意協」の再開を「都留市」に申し入れ「一本化しなければ任意協は再開しない」と宣言していたにもかかわらず「都留市」市長の小林は承諾、再開した。

 そこで15人の「道志村」委員に挙手を求めたところ、協議継続に賛成が11名、反対が3名(1人欠席)だったため、「道志村」村長の佐藤は、反対委員4人に辞任をもとめたが、そのうちの2人からしか同意を得られなかった。

 しかしこれでも「道志村」村長の佐藤は、諦めない。そこで11月15日、今度は「任意協を開き、法定協議会設置について協議してほしい」と「都留市」側に求めた。これにまた「都留市 」が引きずられて「法定協」設置について協議する日程を協議した。

 「道志村」村長の佐藤は、「都留市」市長の小林に電話で、「法定協設置については、全会一致ではなく、採決も含めた別の方法」の検討も求めた。これに対して、「一本化が理想だが、 道志村 が話し合った結果、難しいなら仕方がない」と「都留市」市長の小林は歩み寄った。

 「道志村」村民の“意向調査”が反対多数、12名の村議会議員のうち7名が反対の意向を明らかにしていた。また、村役場のほとんどの職員も反対していたことから11月19日夜、職員が集まり、そこへ村長の佐藤を呼んだ。その場で職員が、「村長が合併したい理由はなんなのか」と質問したが、これに対して一言も説明がなかったという。



佐藤村長(左から3人目)は終始うつむいていた。合併が白紙になった村議会で


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