亀井静香の虚像と実像(4)

「那覇空港」警備業務に喰い込んだ「ジェイ社」

 平成13年5月6日付『朝日新聞』朝刊一面トップ記事に「航空三社談合を指示」、「那覇空港の検査・警備業務」、「自民3議員口利き」。

 こんな見出しで『朝日』は、那覇空港の手荷物検査業務などで、航空3社が、受注業者に“談合”を指示していた事実が報じられた。その報道によると、「那覇空港」の国内線手荷物検査業務の委託先が「ジェイ社」に決まった直後の平成10年10月、当時“沖縄開発庁政務次官”だった衆議院議員、下地幹郎は、「ジェイ社」に決定したことを報告にきた航空3社の幹部を「ふざけるな。実績がないところが来ておかしいじゃないか」と怒鳴りつけたという。

 <同空港の手荷物検査業務は、沖縄綜合警備保障が25年にわたって受注してきた。突然東京の業者に仕事を奪われる格好になった沖縄綜警は、下地幹郎氏に業務継続できるよう頼んだ。下地は、同じ派閥で、北海道・沖縄開発庁長官を務めた鈴木宗男氏にも協力を求めた>(『朝日』より)ここに“仕置人”が入手した関連の文書がある。

 それは、平成10年7月16日付の定期航空3社(JAL、ANA、JAS)による「複数社より受注希望があった場合の対応要領」と題するもので10項目にわたって業者の受注意志の確認や「三社会」との質疑応答などの他、見積り合わせの日程までが示されている。

 また、平成11年1月18日付の「那覇空港における航空保安検査会社の選定経緯とその後の事情について」と題する文書には次のように記されている。<10月6日 三社会として平成11年度の業者を最終決定。品質、価格、地元との関係等を総合評価し、航空三社の統一見解としてJSS社に決定。

 ただちに各業者に通知>ここに記されている「JSS社」とは「ジェイ社」のことだが、この当時「ジェイ社」は、沖縄に営業所もなく、保安検査員もいなかった。そこで「ジェイ社」は「沖縄綜警」からの“引き抜き”を実行したという。

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 疑惑だらけの代議士 亀井静香の虚像と実像
 
    [亀井静香プロフィール]

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