| 亀井静香の虚像と実像(10) | |
“刺客”ホリエモンに唖然たる亀井 このところ、8月8日の衆議院解散後の政局は大荒れ。9月11日の総選挙に向けて各党はそれぞれの独自色を出して選挙を戦おうとするが、強権(狂犬)総理の小泉純一郎の次々にくり出す“刺客”に話題をさらわれ、いまひとつ精彩がない。 とくに同じ自民党員でありながら「郵政改革」に立てついたばかりに、前環境大臣の小池百合子を“刺客”として向けられた10区の亀井派・小林興起のショックは相当なもの。加えて、このところ広島6区の亀井静香の選挙区に、あのホリエモンこと堀江貴文を小泉は“刺客”として送り込むという。 ホリエモンは、現在(8月21日)無所属で出馬の意向を示しているが、当選した場合は相当な条件をつけて自民党に入るものと思われる。この“ホリエモン刺客”について亀井は、「政治は金もうけの場ではない。堀江氏は強者の論理を貫徹する政治をやるために政界に出るのではないか」と言った。この言葉を“仕置人”は、そのまま亀井に返しておく。 「噂の仕置人」の読者は、これまでのレポートでもおわかりだろうが、亀井静香こそ「金もうけと強者の論理で警察権力を利用し、“建設、運輸”といった利権の多大な役所の大臣を経て、一方では金力で派閥をつくり、その力を誇示してきた。しかし、冠に“村上、亀井派”とし結成当初からの村上正邦は汚職事件で逮捕。次に“江藤隆美”を冠につけた“江藤・亀井派”としたが、前回の総選挙で江藤は政界を引退してしまった。その後の“亀井派”からは、歯の抜けたように脱藩者がつづき、分裂、求心力を失ってしまった。
そして去る8月15日、亀井はついに“亀井派”会長を辞任、その後“橋本派”の綿貫民輔らと5人からなる「国民新党」という新党を結成した。“亀井派”内には、亀井が「解散は500パーセント無い」と大言壮語したにもかかわらず解散となったことに対して若手から不信をかい、すでに“亀井派”は分裂から崩壊の危機に貧している。 ![]() “郵政改革”に反対したばっかりに、次々と小泉が放つ“刺客”におののいている立候補者は多い。その中でも小泉の亀井に対する報復は、男に捨てられた女の情念の復しゅうにも似て、“そこまでやるか”というもの。 そして亀井の脳裡にこびりついて離れないのは、万が一にも落選の浮き目を見て“ただの人”となった場合、これまで犯してきた悪業の数々が、捜査当局によって白日のものと曝されることで、当分は脅えつづけるだろう。そのためには、ホリエモンには勝利してもらいたいのだが、いかんせん地方都市で若者が少ない広島6区であってみれば、これまた至難のわざである。 |
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疑惑だらけの代議士 亀井静香の虚像と実像 [亀井静香プロフィール] (12) 右翼大物を「道路公団」へ亀井が橋渡し?! (11)“亀井凋落”で「橋梁談合」政界ルートへも飛び火か (10)“刺客”ホリエモンに唖然たる亀井 (9)「学会が政権に影響力を持つのは危険」と吠える (8) 仕手集団「コスモポリタン」との株取引 (7)「住都公団」への“口利き”で秘書に疑惑 (6) 亀井に多額献金の不動産業者が“逮捕” (5)“審査不合格”の「ジェイ社」に“温情”の「道路公団」 (4) 「那覇空港」警備業務に喰い込んだ「ジェイ社」 (3) 「JAL」の“アルバイト客室乗務員”採用計画を潰す (2)“似て非なる”亀井ファミリー会社 (1) 石原慎太郎をポスト小泉に擁立か |
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