| シリーズ「東京ディズニーランド」その光と影(7) | |
「東京ディズニー」に寄生した男 『読売』のディズニーキャンペーンは2ヶ月近くも続いてかなり詳細に報道されている。 しかし、この右翼幹部への清掃業務や、ビルメンテナンスの発注が商法違反の“利益供与”の疑いが濃いにもかかわらず、捜査当局が関係者の事情聴取を行ったという話は聞こえてこない。昭和59年から今年5月まで「中央興発」に支払った総額は約21億円。 この「中央興発」は、設立当初の昭和54年ごろは、志賀竹夫が社長だった。志賀竹夫は当時総会屋で、志賀三郎(本名敏行)の実兄。志賀三郎は、広域暴力団松葉会幹部で「全日本愛国者会議」の議長。やはり総会屋として活動していた。 かつての「総会屋リスト」(カット参照)によれば、<そのキャリアは長く、実績も十分。一線での活動はないが陰の力量大。実力者だけにその影響力は大きい。>とある。 また志賀三郎(敏行)については<志賀竹夫氏とは兄弟。全愛会議長。その名はよく知られている実力者。表面での動きはないが、影響力は大。> 志賀三郎の「京三建設」は、昭和48年に設立され、従業員は30名近くだった。そして大株主には「京成電鉄」、「間組」、「大都工業」などが名を連ねていた。この「京三建設」は年間20億円ぐらいの売り上げがあった。この志賀三郎はの「OLC」が「基本計画書」を千葉県に提出した時期(総事業費485億円)であり、遊園地工事が本格的に始まったころで、“造成”を請負ったという。 |
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![]() 古い“総会屋名簿”より |
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一説によれば「三井不動産」の江戸英雄と「京成電鉄」の川崎千春に勧められて「京三建設」を設立したことがきっかけで暴力団から足を洗った。したがってこの2人には感謝していた。そして、この「京成」、「三不」が「OLC」の大株主だったことから「東京ディズニーランド」の盛土工事を大手建設会社に交じって受注していた。 これで「京三建設」は軌道に乗ったため、志賀三郎は右翼活動に本腰を入れ、約300団体の右翼組織の連合体の頂点に立った。そしてこの志賀三郎の関係企業は、いま幹部が2名逮捕されて起訴された。また「日本道路公団」にも食い込んでいて、過去7年間に110億円の収入を得ていたという。 この問題は、<亀井静香の虚像と実像>で述べることにする。 |
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![]() アーバン・リゾートゾーンの全景 |
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シリーズ「東京ディズニーランド」その光と影 1.「青べか物語」の、のどかな浦安だった 2. 瀕死の「OLC」を救った高橋政知 3. 75万坪が25万坪になった「ディズニーランド」 4.“総会屋”への「利益供与事件」に発展か 5.“志賀三郎逮捕”直前に警察官僚を常務取締役に迎え入れる 6. 加賀見社長が自分を“誇示”したパーティー 7.「東京ディズニー」に寄生した男 8. トボケ続ける加賀見会長は“利益供与疑惑” |
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