| ―シリーズ西武― 西武と堤義明の“悪業”を暴く <9> | |
暴利をむさぼる悪徳商法の典型 前にも述べたが、先代康次郎は衆議院議長にまで登りつめた“政商”で、その政治力を駆使して滋賀県だけでなく埼玉、群馬など次々と土地を手中にし、事業展開をする。そして地方自治体の知事や市長らを抱き込む。そして自治体の共有財産を食いものにする。自治体の首長に「ゴルフ場をつくりたい」と相談を持ちかける。 「おまえんとこの町に俺がゴルフ場をつくれば、観光開発だから町に金が落ちる。だから農家に畑を売らせるように働きかけろ。百姓には、そのゴルフ場で働いて給料を取れるようにしてやる」 こんな調子で康次郎は地価を安く買いたたく。町長は、「町の発展に役立つのだから」ということで町議会にはかり、苦しい予算の中から農家に補助金を出す。つまり、康次郎の指示した価格に上乗せまでして地主を説得して売らせてしまう。 康次郎は、買った土地をそのまま10年ぐらい放置して地価の高騰を待ち、いきなり分譲住宅を建てて売りとばしてしまう。当然地主らは約束がちがう、と裁判を起こす。そして不利になると地主を抱き込んで強引に和解にもち込んでしまう。滋賀県竜王町 に現在名神高速道路がある。名神高速道路の通る地域を、国会議員の立場を利用していち早く情報をキャッチし、周辺の山林を二束三文で買収した。 間もなく建設予定地があるその山林を道路公団に売却する条件として、高速道の下にいくつかのトンネルをつくらせた。康次郎が周辺の土地を買収した金額をはるかに超えた金額で売却した。1985年頃、工事が完成したあと“県道”が開通したが、その“県道”は人も車も見当たらない不思議な“県道”だったが、康次郎は高速道路の周辺を住宅開発し、高速道路からインターが建設され、不思議な"県道"に結びつけたのである。もちろん周辺の土地は高騰し、予めトンネルを通しておいた高速道路の向こう側も住宅を建てて売却した。 これなどは、公共の資金で道路をつくらせ付加価値をつけて値を上げ、そして暴利をむさぼる“西武悪徳商法”の典型だろう。 |
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![]() ムダな県道と思っていたら、あとで名神高速とつながった |
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