| ―シリーズ西武― 西武と堤義明の“悪業”を暴く <30> | |
「西武グループ」再建案の“最終報告” ![]() 『朝日新聞』より ほとんどの容疑を認めた堤義明は「全て私の責任です」と言っているらしいが、1億ていどの保釈金でヘイの内側から出られるのだから義明にとっては安いもの。“相続税対策”が、こんな時には役立つもので、個人資産を少なくしていたことが幸いだった。 ともかく「ハンナン」会長などは20数億円の保釈金だったのだから世の中って不公平だ。「西武鉄道有価証券報告書虚偽記載事件」は、社長と株式担当者の“自殺”という残酷な事態を引き起こしたにしろ、「西武グループ」の“改革委員会”は解散した。“改革委員会”の答申を受け入れた「西武鉄道」はプロ野球の「西武ライオンズ」の年間20億円の赤字は重いが、グループ役員は残したい意向。最終報告によると、今年秋に開催予定の臨時株主総会後に、「西武鉄道」が2000億円規模の増資を行い、同年度中に「コクド」の主要事業と「プリンスホテル」を「西武鉄道」が吸収合併する。 分割後の「コクド」は資産管理会社とする。また、再編後の「西武鉄道」については、外部の取締役が経営を監視する委員会等設置会社への移行を視野に入れ、複数の社外取締役を招く計画。そして「西武グループ」は、2000億円規模の資産を売却して、「グループ」全体で1兆4000億円ある有利子負債を、08年3月には1兆円に減らして財務体質の強化を急ぐのだという。 資産の売却については、ホテルやスキー場など約160施設のうち約半数の85施設を処分、撤退を検討しているともいわれ、その“売却案件”の中には、保釈されたあとにも義明があれこれ指図していたという4月11日オープンした「東京プリンスホテルパークタワー」も含まれている。 ![]() 逮捕される直前の堤義明 ![]() 逮捕され東京地検に護送される義明が乗った車を見送るプリンスの職員 こうした「西武グループ」再建案が進められているプロセスがマスコミでたまに報じられるていどで、最近では“義明批判報道”がめっきり少なくなってきた。 そんななかで、義明の実の兄弟だけでなく、義兄であり、康次郎亡きあとしばらくは7歳も年上の“兄”として、かなりの部分義明とともに反社会的な行為をてきした堤清二までが義明の復権不可能とみて“義明批判”を始めたことは、清二の二重人格性を表わしていて興味深く、この<シリーズ「西武」>の後半で、その人間性を白日の下にさらし出すとして、“失脚”したことで力をそがれたとはいえ、いま少し義明の政界やスポーツ界に与えた影響力や欺瞞性をつづけていくことにする。 |
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