千葉県・習志野市の票抜き取り疑惑

 去る10月6日テレ朝が放映した「スーパーモーニング」での“スクープ撮り!!市長選で票の抜き取りの瞬間カメラが見た不正現場”は“仕置人”が3年前に『環境ジャーナル』(平成15年6月10日号・カット参照)で記事にしている。これはこれで問題だが、当時習志野市長の荒木勇は、“5000万円の授受疑惑”で「百条委員会」が設置されたりで市長選挙では危うかったのだが、テレ朝への“謝罪要求”とは盗っ人猛々しいにもほどがある。

“疑惑だらけ”の荒木習志野市長

荒木勇習志野市長
これでも弁護士ですって

 平成15年4月27日の統一地方選が行われた際、市長の荒木勇は圧倒的な票差で3期目の当選を果たした。しかし市議選では、候補者8名が、公職選挙法に基づく「意義申出書」を市の選管に提出した。

 市長選と市議選の開票は“袖ヶ浦体育館”で行われたが、その開票所には市の助役と収入役も入り、秘書課主幹も“手伝い”と称してまぎれ込んでいた。

 “仕置人”は当時の情報提供者から数枚の写真を渡されたが、そこには“疑惑の衝立て”があり、その“衝立て”の陰でなにやらワルサをしているらしい男の背中が写っていた。
 
『環境ジャーナル』(平成15年6月10日号)

『環境ジャーナル』(平成15年6月10日号)で
2頁にわたってレポートしている。(クリックで拡大)


 この“衝立て”について市選管事務局にコメントを求めると、「開票所の観覧席から望遠鏡で見て読み違えたりして候補者が万歳したりすることのないように衝立てをした」と子供だましの言い訳。
 さらに市長選の開票についても、荒木が31,235票で対立候補の立崎誠一が25,842票。そのうち“無効票”が2,612票と異常に多い。
 平成3年に、荒木は市内の不動産業者が所有していた土地の「用途変更」や「調整区域の解除」を「但し市長に当選した時」と約束した“文書”については百条委員会でも認めたが、5000万円についてサインは認めたが金は受け取っていない、と否定した。

5000万円の疑惑を生んだメモ 荒木習志野市長への取材を拒否してきたFAX
5000万円受領の疑惑を生んだメモ
習志野市長への取材を拒否してきたFAX

「調整区域を解除します」と約束した土地を平成9年6月議会の最終日、市長に就任していた荒木は閉会した直後に保守議員を集め、「専決処分してでも買いたい。取得予定費用は33億だ。半日以内に同意してほしい」と突然土地の取得を表明した。しかし利用計画もなく、当初予算にも計上されていなかったため議会の反発を招き、これを一時撤回したが、1ヵ月後に再び土地を購入することを決め、これを議会に上程し、賛成18、反対13で議決、26億円で買収してしまった。

これは市議会がバカなのか、市民がアホなのか、その後も荒木勇は市長選で当選している。

当時、“習志野市長疑惑”を『司法ジャーナル』に執筆
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