| 「三菱商事」の子会社「菱食」が“架空詐欺請求”で蛸足配当の“粉飾決算”か |
「役員を入れ替えて一旦上場廃止して出直すしか再生の道はない」(告発者) 東証一部上場の「菱食」(東京大田区・後藤雅治社長)は「三菱商事」が50パーセント余り株式を保有する。当然同社のトップは「三菱商事」の元役員が転がり込んでいる。 「菱食」は1925年創立だが、上場は1995年。資本金は約106億円で従業員2500人。食品卸業のトップで売り上げは1兆4000億円。 これほどの大企業が、貸借対照表上の資産勘定には、“未収入金”として、資産性のない資産が膨大に計上されているという。 「菱食」の関係者は<通常、営業担当者は利益が必要金額に足りない場合には未収割戻金(未収入金)を計上して仕入先であるメーカーに架空上場請求します。そもそも双方の合意に基づくリベート(未収入金)ではありませんので、この請求自体も架空詐欺請求に該当します。このような営業部門の恒常的な架空詐欺請求行為によって、バランスシート上の資産勘定に正体不明の未収入金が雪達磨式に積みあがり、大幅な資産の水増し(架空資産計上による粉飾決算)に至ったのです。ここ最近の決算では設備投資案件の償却費用の増加等のコストアップ要因により収益が圧迫されたと対外的には発表しています。そういう側面も確かにあるとは言え、過年度分の不正経理処理の修正(架空資産のオフバランス作業)の為、利益が大幅に減少しているのが偽らざる事実です。>という。 <平成19年3月29日の株主総会では、事前の総会対策が万全に行われていた為に、総会自体はこと無きを得ましたが、ある株主から、連結純利益が3億しかないのに1.5倍の約9億の不自然な増配について質問がありました。その際、監査法人のトーマツは、「単体で62億の利益を出しており、問題はありません」と回答しておりました。>としているが、<監査法人トーマツが行っている形式的な試査程度では、菱食幹部が主導する悪質なインチキを立証することは非常に困難です>、と付け加えている。 この文書は“内部告発”の形をとっているが、責任の所在を明らかにしていない以上“怪文書”といわざるを得ない。しかし内容が具体的で内部の者にしか知り得ないと思われるものだけに「菱食」に取材を申し込んだ。ところが「電話をこちらからします」と言いながら連絡がこない。 そこで何度も電話をかけると、やっと池谷広報室長が電話に出た。だが「取材には応じられません」との返事。「どこからもこの“告発”に関する取材はありません」とも言った。だからと言って「取材に応じない」というのは筋が通らないし、すると、やっぱり「菱食」の“粉飾決算”は当たらずといえども遠からずで「火のないところに煙は立たず」ということなのかも知れない。 ![]() FAXで送られてきた告発文
![]() 「菱食」の後藤社長と中野副社長
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