偽造した「担保抹消願」で4億5,520万円の“移転保証金”を払った水戸市(茨城県)
 <原告所有の本件土地に担保権を設定していた訴外関東リース株式会社の作成とされる担保抹消願い及び確認書面は偽造文書であるにもかかわらず、安易にこれを信用し、訴外関東リース株式会社からの担保抹消願いがないにもかかわらず、担保が抹消されると信じて、4億円以上の移転保証金を所有権移転以前に支払ってしまった。>(「訴状」より)

 水戸市地方裁判所に、こうした損害賠償事件が提訴されたのが昨年5月。

平成12年当時水戸市長だった岡田広参議院議員
 この事件の概要は、水戸市桜川町の土地約2,800平米について水戸市から立ち退き移転交渉があり、これに乗じたさまざまな人物が暗躍、その中で「担保抹消願」を偽造され、市はこの偽造文書をもとに4億数千万円の移転保証金を支払ったが、これらは“不当行為”であるから、とりあえず1億円を支払えというのが原告の主張。

 原告の「(株)ミック」は、水戸市ほか4名の関係会社代表らを訴えているが、ことは平成12年に行われた事件なのに、なぜ今ごろに訴訟事件として提訴されたかは複雑な事情もあり、これは次回に掲載するとして、当時の市長岡田宏(現参議院議員・自民党)は「当時、どのような書類が添付されていたかは記憶にありませんが、私が目くら印を押したものであることは認めます」という。




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